■治療方針■ |
子供の身体はいろいろな点で大人と違っています。とくに3歳までの子供は身体のすべての面でまだ十分に成熟していません。ウィルスや細菌に対して抵抗力が弱く、よくかぜをひきますし、かぜをひいた後で中耳炎や副鼻腔炎になったり、ときには急激に肺炎や菌血症、細菌性髄膜炎という重症の細菌感染症にかかったりすることがあります。
当院では、重症な病気にならないように細心の注意を払って診察し、必要な検査を行なうことでできるだけ正確に診断し、適切な治療に努めています。必要な場合には、外来で点滴治療も行って、早期に有効な治療を行うことで病気の早期治癒と重症化の予防に努めています。
また、当院では通常の子供の内科的な病気だけでなく、鼻炎や中耳炎、皮膚の湿疹なども含めて全身の病気に対して、子供の特性に応じた適切な診療を心がけています。
最近は食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアレルギーの病気が増えています。 その治療法も少しずつ変わってきており、気管支喘息に対しては発作の予防に努め、食物アレルギーに対しては血液検査や食物負荷テストなどで適切に診断し、子供に負担の少ない治療を心がけております。
子供の病気に関する最新の情報の提供と十分な説明に努めており、必要な場合には大学や病院の専門医をご紹介いたします。子供の身体のすべての病気や気がかりなことについて、何でも遠慮なくご相談ください。 |
|
■診療内容■ |
小児疾患 |
子供の病気 全般 |
乳児健診 |
公費負担による4ヵ月健診、9-11ヵ月健診のほかに、自費で7ヵ月、1歳、1歳半、2歳、3歳児健診も行っています。 |
予防接種 |
次の予防接種を行っています。
前日までに電話で(088-643-1205)ご予約ください。
・定期接種:ロタ、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、5種混合、BCG、麻しん風しん(MR)、水痘、日本脳炎、二種混合、子宮頸がん
・任意接種(自費):おたふくかぜ、インフルエンザ |
|
|
生後2か月からの早期のワクチン接種をお勧めしています。ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、5種混合などは3回接種しないと十分な効果が得られません。早く十分な免疫効果を得て安心できるように同時接種をお勧めしています。接種スケジュールなど疑問点があればご遠慮なくお問い合わせください。
ロタウィルスは乳幼児に重症の嘔吐下痢症を起こし、入院治療を必要とすることがよくあります。ワクチンで防げますので、是非お受け下さい。
おたふくかぜと水痘はかかると治るまでに約1週間かかります。また、おたふくかぜにかかると、ときに髄膜炎を起こしたり、約千人に一人の頻度で難聴を起こしたりします。これらの予防接種は、1歳を過ぎてから受けられますのでできるだけ受けておきましょう。 |
|
■専門分野■ |
|
感染症
気管支喘息・喘息・小児喘息
アトピー性皮膚炎
食物アレルギー
尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)
膀胱尿管逆流症(VUR)
夜尿症(おねしょ・おもらし)
包茎
血尿
蛋白尿
菌血症
出べそ(臍ヘルニア) など |
|
|
|